裏通りの狭い道路などでは、
家の前の路上に盆栽や植木などを置いている家を見かけます。
路上に植木を二重三重に並べて鉢を置いている家もあります。
盆栽や植木を楽しみたいが、
それらを置く場所が敷地内にないため、
路上に植木類を置くのか。
それとも、
玄関などの家の周りを盆栽で飾りたいのか、
その意図は様々とは思います。
そんな、路上を私物化している人々の中には、
意識的に道路を占有して狭くしているケースも見受けられます。
その理由には、
車や自転車、人などの走行に障害をあえて与えようとする考え、
つまり人や車に道路の一部を使ってほしくないための策です。
そんな道路では、
本来あるべき道路の広さが保たれなくなり、
歩行者や車が通行に神経を使う、
もしくは大きな車などが通れないといったことになります。
このような道路の様子は、
セットバック後の土地に対して行っている場合も多く見受けられます。
セットバック後について、
新しく建てた自分の家だけが敷地を行政に提供し狭くなっている。
法が改正される前に立てられた近所の古家は、
セットバックもしないで土地を自由に使っている…
という不満や怒りといった思惑も伝わってきます。
そのため、
セットバック後の土地に車や鉢植えなどを置くのかもしれません。
中には、セットバック後の土地に鉄製の策を立てて
完全に私物化している家もあります。
そんな気持ちもわからなくもないですが、
皆がそうしてしまえばどうなるでしょう。
消防車や救急車などが、
スムーズに入れるよう道路を広く使いやすくしましょうという、
セットバックの意味が全くなくなってしまい、
狭い道路の通行に皆が苦労することになります。
そしてそのような行為は、近所にも広がりエスカレートしていきます。
そのような隣家では、
表面上は親切丁寧、マナーが良さそうでも、
実際はなにを考えているかはわかりません。
個人所有のセットバック後の土地もあるため、
この状態はよくある光景となっていますが、
そこにはそんな住人がいるという認識が必要です。
今後なにかトラブルが起きた場合、
やはり自己主義から他者を思いやらず、
こじれることもあることを想定しておく必要がありそうです。
